伊藤農園で枝豆の摘み取り体験が始まっていました。伊藤農園は仙川町一丁目29(安藤ストリート・松原通りにあるファミリマートの裏あたり)にある農園です。息子さんが仙川に帰ってきて新しい試みをされています。
調布経済新聞にも早速取り上げられて記事になっていました。
Facebookを活用されているので、最新情報はこちらをみていただくのが確実です。いいねしておきましょう👍
僕も今日収穫体験がやってることを知ったのは「 Facebookにログイン」を見たからです。
9月の収穫体験は「えだ豆の摘み取り体験」
9月の収穫体験は「えだ豆の摘み取り体験」でした。影に入った直後だったのかホワイトバランスがおかしくて暗めの写真になっていました💦
料金体系について
6月末にプチトマトと枝豆の摘み取り体験をした時には、料金体系がわからず少し混乱したと感想を書きました。
今回のえだ豆の摘み取りはとてもシンプルな値付けで入園料なしでえだ豆3本につき500円でした。
プチトマトのトンネル
前回トマトの摘み取りをしたトンネルがありました。
トマトが重くなったのか骨組みが潰れていました。ひょっとしたら雨と風が強かった日にやられてしまったのかもしれませんね。
えだ豆収穫体験
えだ豆の畑は前回のトマトトンネルよりもやや奥にありました。人気なようでひっきりなしに入ってくるお客で賑わっていました。
えだ豆の摘み取り体験時の注意書き。
もうえだ豆は3分の1くらいになっていました。
根が深くまで張っているのでなかなか抜けません。
摘み取ったあとは自分で葉っぱと根っこの部分をハサミでカットします。
葉っぱを切った後と切る前のbefore/afterです。
このあと水で洗ってもらって虫や泥を払ってもらいました。
今日も帰ったらえだ豆とビールですね🍻
おまけ
トマトが元気に育つように「おまじない」でネギも一緒に植えているそうです。
うちはマンションなのでプランターで野菜を育てるくらいですが、以前調べたところによると、相性のよい植物のことを「共存作物」と呼ぶ、一緒に植えることでトマトの発育を助けたり害虫に対する忌避効果を高める効果があるらしいです。
トマトの葉は美味しいので害虫が寄ってきやすいのをバジルなどのハーブやニラ・ネギを植えることで防ぐらしいです。
伊藤農園の横の道を通るたびに嫁と「謎の作物」について話をしていました。今日ようやく正体が明らかになりました。里芋だったようです。里芋って標高の高いところで作っているイメージだったのですが、仙川のような平地の方でも作れる野菜だったんですね!
大きく育った葉っぱを支える茎を乾燥させたものは「ずいき」と呼ばれ、乾燥させたものは貯蓄が効きます。
戦国時代の話ですが、加藤清正が文禄・慶長の役で敵に攻められて蔚山倭城に籠城することとなりました。未完成で兵糧を持ち込んでいなかったため飢餓に陥ります。結果的に黒田長政(黒田官兵衛の息子)の援軍によって助けられるんですが、のちに熊本城を築城する際には畳や壁の芯材にずいきを使って籠城にそなえていたようです。*1
戦国時代にはずいきを結って縄状にして腰にまいていてお腹がすいたら粥に入れて食べていたようなので、日本の伝統的な保存食のひとつですね。
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伊藤農園について書いた記事をまとめています。こちらのページもご覧ください。
*1:今の熊本城の壁は食べることができないので注意が必要です!